管理栄養士・料理家の淵江公美子(ふちえくみこ)です。
「料理を通して、健康と幸せな食卓づくりに貢献する」をビジョンに活動しています。
私は新卒で食品企業に勤め、糖尿病や腎臓病など生活習慣病をお持ちのお客様へ商品の販売と栄養相談を行なっていました。
糖尿病になり、医師から食事制限の指示があると減塩食やカロリー制限のある食事を勧められます。
また、腎臓病になるとお肉やお魚などたんぱく質を含む食品は腎臓に負担がかからないように少ししか食べることができません。
さらに、透析になるとカリウム制限があり、季節のフルーツや新鮮な生野菜を食べる量に制限がかかります。透析になると週3回、1日4時間程度透析を受けるために病院や施設に通うようになり、
本人はもちろん、家族の負担も大きくなります。
これらの生活習慣病の多くは毎日の不適切な食習慣、運動不足、ストレス、過度な飲酒などが原因だと言われています。
生活習慣病の方に栄養相談を行う中で、「もっと若いうちから食習慣に気をつけていれば良かった。」というお声を多くいただきました。
そこで、生活習慣病の予防のために味覚形成の基礎となる幼少期の食事や食育に携わりたいと思うようになり、保育園の給食や献立作成、食育などに携わるようになりました。
また、毎日の食事作りが大変な共働きの子育て家庭へ訪問し、子どもに料理を教えたり、おかずの作り置きなども行なってきました。
「毎日のおかずの作り置きがあると助かります。」「子どもが料理やお手伝いに興味を持つきっかけになりました。料理がみるみる上達していき、成長を感じられました。」などといった嬉しいお声を多くいただくことが出来ました。
「食」という文字は「人」を「良」くする、と書きます。
美味しい料理が食卓に並ぶと、自然と笑顔が溢れ、幸せを感じることが出来ます。
また、毎日の食事が栄養バランスが良いものであれば、日々の積み重ねで健康に寄与することが出来ます。
離乳食や子どもの食事やおやつなど幼少期の食事から、共働きで忙しい子育て家庭に向けた時短料理、
さらに生活習慣病の方など食事制限がある方の食事など、
様々なライフステージの方に寄り添った食事のサポートをしていきたいと思っています。
大好きな料理を通して、皆さまの健康や幸せを感じる瞬間のお手伝いが出来たら幸いです。